作品紹介


XXarashinoyoruni1.jpgあらしのよるに

【あらすじ】

嵐の夜に仲間とはぐれたヤギのメイは、壊れた山小屋で雨風をしのいでいた。そこに同じように嵐から逃れてきたオオカミのガブ。小屋は真っ暗で何も見えない。互いにひとりぼっちで心細かった2匹は、話をするうちに仲良くなり、次の日に「あらしのよるに」を合言葉に再開を約束する。ヤギとオオカミだということに気づかぬまま。そして食うものと食われるものの立場を超えた友情を育むようになっていく。が、それぞれの仲間に見つかってしまい裏切り者となって追い詰められた彼らは、群れを離れ遠くに見える山の向こうにオオカミとヤギが一緒に暮らせる森があるかもしれない事を信じて歩き出す。あらゆる困難を助け合い守り合って乗り越えていく物語です。

 

【テーマ】

この物語は、大前提として「分かり合えない者同士」が、分かり合おうとする、想いやろうとする、守り合おうとする、友情と絆がドラマのテーマ。自分と異なる他者を受け入れ、分かり合い、守り合おうとする最も大事な要素が、ドラマの根底にある。それは、まさに現代社会が失った他者を思いやりの心そのものかもしれない。この作品には、暴力、破壊、セックスもなく、更には、宗教的な制約もない。性別や年齢を超えて分かり合える内容。

 

【作品プロフィール】

原作者は、絵本作家として、500タイトルを超える作品を世に出してきたきむらゆういち氏。この「あらしのよるに」は、シリーズ累計350万部を超える絵本。この作品は2005年東宝で映画公開され大ヒットとなる。その後、2012年、この「あらしのよるに」は、シンガポールと日本の共同出資により、ファミリー向けにフルCGテレビア二メ26話(ファーストシーズン)として制作され、テレビ東京にて放映された。さらには、この映像ももとに、2012年12月、ワーナーマイカルの劇場にて「あらしのよるに」(出会い編)が公開、この2013年2月より「あらしのよるに」(きずな編)が公開中。2013年秋以降には、同じくフルCGア二メ50話(セカンドシーズン)が、テレビ放映される予定である。